「ホームインスペクター＝住宅診断士」が“プロの視点”で住宅を審査！
大阪市東淀川区の「株式会社ワン・ステップ不動産」が、ホームインスペクション（住宅診断）の内容とメリットについて解説します。
中古不動産の売買では、「後になって欠陥が見つかった」「見えないところが劣化していた」といったトラブルがつきものです。売却前にホームインスペクションを活用することで、欠陥の有無や住宅の劣化状況、補修にかかる費用などをプロの視点で診断いたします！
ホームインスペクション
（住宅診断）とは
ホームインスペクション（住宅診断）とは、プロの住宅診断士が住宅の状態を確認し、修繕すべき箇所などのアドバイスを行う業務です。
ホームインスペクターは、いわば住宅のお医者さん。一見するとわからない住宅の「怪我」や「病気」を発見し、売主様・買主様双方にとって安心な取引を実現します。
アメリカでは不動産取引全体の7～9割程度でホームインスペクションが行われており、近年日本でも注目度が高まりつつあります。
ホームインスペクションを利用するメリット
ホームインスペクションを利用すれば、売買前に住宅のコンディションを明らかにし、買主様に対して正確な情報を提供することができます。「実は設備不良があった」「床下・小屋裏に欠陥が見つかった」といったトラブルを未然に防げるため、売主様にとっても大きなメリットがあります。
ホームインスペクションの具体的な流れ
STEP.1 お問い合わせ
まずは、お問合せフォーム・お電話よりご相談ください。わからないこと、不安なことがございましたら、なんでも気軽におたずねください。
STEP.2 お見積り
ご依頼内容から、おおよその料金をお見積りいたします。
STEP.3 お申し込み・必要書類の提出
料金をご確認いただいた後、診断にうかがう日時をご相談させていただきます。また、必要書類をご用意いただく場合もあります。
STEP.4 住宅診断の実施
お約束した日時にホームインスペクターがおうかがいし、住宅の状態を診断いたします。基本的には依頼者様ご本人の立ち会いをお願いしております。
STEP.5 ご報告
診断結果は当日にお伝えすることも可能です。後日、ホームインスペクターよりあらためて報告書を郵送させていただきます。診断内容をご確認いただいた後、疑問や質問があればお気軽にお問い合わせください。
STEP.6 お支払い
所定の料金をお支払いいただきます。
一戸建てホームインスペクションの主な診断項目
外回り
まずは住宅の基礎となる部分を拝見し、欠損・ひび割れ・苔・カビなどの有無を確認します。外壁に関しても同様に確認し、チョーキングやタイルの浮き、傾きなどがないかチェックします。その後、少し離れた場所から双眼鏡を使って屋根の状態を確認。バルコニーや雨どい、シャッターなどの状態も診断します。
室内
天井と壁のひび割れ・シミ・カビ・破れ・傾きの有無を確認します。床に関しては傾きのほか、たわみが発生していないかどうかチェックします。続いて窓や出入り口といった開口部を拝見し、建付けや傾き、動作を確認します。
床下
床下に関しては土台及び床組、基礎などの状態を診断します。基礎と地盤面のひび割れや欠損などをチェックし、床組のくされや金物のゆるみ、シロアリ被害の有無を確認します。
小屋裏・天井裏
小屋根や天井裏へ入り、ひび割れや欠損、雨漏りや金物のサビ、シロアリ被害の有無などを確認します。汚れがたまりやすい換気ダクトの状態をしっかりチェックします。
設備
水回りの排水つまりや水漏れの有無、換気設備・給湯機器の状態、火災警報装置の有無などを確認します。
マンションインスペクションの主な
診断項目
専有部分（住戸内）
お部屋をひとつひとつ順番に拝見し、床・壁・柱・梁などの状態を確認します。主な確認事項は、はがれ・ひび割れ・欠損・傾き・変色などです。
バルコニー/ルーフバルコニー
バルコニー、ルーフバルコニーを外側と内側から拝見し、外壁の仕上げや軒裏、床面の状態を確認します。また、その他の専有部分と直接的に関連する部分も細かくチェックします。
玄関ポーチ
玄関ポーチの床面や軒裏、外壁の仕上げや、その他の専有部分と直接的に関連する部分をチェックします。
その他共有部分
屋根や屋上立ち上がりなど、専有部分と直接的に関連のある共有部分はすべて確認します。ひび割れや欠損、傾きやはがれ、変色などの有無をチェックします。
設備
ドアノブ、窓などの防犯対策など、安全に暮らす上で重要な箇所も確認します。また、リフォームに関する制限や、改装のしやすさなどもチェックします。
不動産売却を成功させるためには、売主様ご自身が正しい知識を身につけることも大切です。不動産売却にあたっての諸経費や税金、査定評価を上げるポイントなどはこちらをご確認ください。